【無臭のすすめ】芳香剤や消臭剤などの香り付けでゆでガエルにならないために

【無臭のすすめ】芳香剤や消臭剤などの香り付けでゆでガエルにならないために

生活の中で、気になるニオイを消したくて、芳香剤や消臭剤をお使いの人も多いと思います。
しかし、芳香剤や消臭剤のメカニズムや無臭のメリットを知れば、ほとんどの人は「やっぱり無臭がいい!」と感じるはずです。
本記事では、芳香剤や消臭剤の基礎知識や香り付けのリスク、無臭のメリット、無臭アイテムなどをご紹介します。
この記事をお読みいただき、あなたが「無臭派」になり、あなたとあなたの家族が今より少しだけ快適な生活を過ごせるようになれば嬉しく思います。

芳香剤や消臭剤の基礎知識

芳香剤や消臭剤は、空気中に香りをまとわせたり、不快な臭いを取り除くために使用される製品ですが、基本的にその構造は「対象の臭気より強い臭気で一時的に包み隠す」です。これを「マスキング」といいます。

液体を霧状にして噴射するスプレータイプ。
キャンドルの火を使って香りを発散するキャンドルタイプ。
電気で加熱することで香りを発散する電気タイプ。
薬剤を棒状のものに浸し、空気中に香りを広げるスティックタイプ。

実にさまざまなタイプがありますが、すべてマスキング手法によるもので、その効果は一時的です。
悪臭の原因は主に菌の増殖ですが、それらのマスキング手法では菌を除菌するわけではないため、一定時間が経過するとマスキングは無効になり「ニオイ戻り」が発生します。

加えて、芳香剤や消臭剤には、使用に伴う健康被害や環境汚染のリスクがあります。
これらの製品には、揮発性有機化合物(VOC)*1やフタル酸エステル*2といった有害な化学物質が含まれていることがあります。これらの物質は、長期的には健康に悪影響を与えることがあるため、特に小さな子供やアレルギー体質の人は避けるべきです。また、これらの製品の使用により、室内や大気中に有害な化学物質が放出され、環境汚染につながる可能性もゼロではありません。
芳香剤や消臭剤がすべからく悪であるという意味ではなく、テレビCMなどで華やかなイメージづくりをしていますが、その実態はいいことばかりではないということをお伝えしたいのです。

*1 揮発性有機化合物(VOC)

揮発性有機化合物(VOCs)は、常温常圧で大気中に揮発する有機化学物質の総称で、トルエンやベンゼン、フロン類、ジクロロメタンなどが含まれる。これらは溶剤や燃料として使用されており、環境中への放出は公害や健康被害の原因となる。特に、ホルムアルデヒドによるシックハウス症候群や化学物質過敏症が問題視されている。国内の排出量は年間150万トンであり、主要な排出施設に規制が課せられている。

*2 フタル酸エステル

フタル酸エステル類は、フタル酸とアルコールのエステルの総称であり、ポリ塩化ビニルなどの可塑剤として幅広く使用されている。食品パッケージ、おもちゃ、ビニールフロア、接着剤、洗剤、潤滑油、ヘアスプレー、医療用品などに使用されており、多くの人々がフタル酸エステルに暴露されている。フタル酸エステルは内分泌攪乱物質の疑いがあり、げっ歯類での研究ではホルモンレベルの変化や出生異常が認められた。このため、欧州、カナダ、米国ではDEHP、BBP、DBPなどの使用規制が強化されている。

芳香剤や消臭剤による香り付けのリスク・代償

アルコール摂取同様、香りの強さも、人によってその感覚値が異なります。一般的に、香りの強さは年齢、性別、個人の感性、環境などによって影響されるといわれています。また、一度に使用する量や使用頻度も、香りの強さに影響を与えます。
強すぎる香りは、人によっては頭痛や吐き気、めまいなどの症状を引き起こすことがあります。
体調がすぐれないことに慣れてしまうと「体調が少し良くないが年齢のせいかな」などと考えることがあります。
断定はできませんが、もしからしたら芳香剤や消臭剤が原因かもしれません。あくまでも可能性としてですが(もちろん本当に年齢的なことが原因の場合もあります)。
そのような場合、一旦使用を中止して経過をみてみるというシンプルな原因探しが有効です。
もしかしたら、ご存じない方もいるかもしれませんが、「芳香剤や消臭剤の類の使用をやめたら◯◯(症状)が改善された!」などという事例は枚挙にいとまがありません。

芳香剤や消臭剤には、使用に伴って以下のようなリスクがあります。

アレルギーや喘息発作

芳香剤や消臭剤に含まれる化学物質が、アレルギー反応を引き起こすことがあります。また、香りが強すぎると、喘息発作を引き起こすこともあります。特に、小さな子供やアレルギー体質の人には注意が必要です。

複合臭の原因になる

複合臭とは、複数の異なる臭いが混ざり合って、独特の悪臭を生み出す現象のことを指し、1+1が2にも3にもなるのが複合臭です。Aという臭気とBという臭気が混ざることで新たなCという臭気が生み出され、そのCが臭気レベル的にも臭気の種類としても根本的な解決をさらに難しくするケースが多々あります。

環境汚染

芳香剤や消臭剤には、揮発性有機化合物(VOC)やフタル酸エステルといった有害な化学物質が含まれていることがあります。これらの物質は、長期的には健康に悪影響を与えることがあるため、環境汚染の原因にもなります。特に、閉鎖された空間での使用は、室内の空気中にこれらの化学物質を放出するため、特に危険です。

健康被害

芳香剤や消臭剤には、気管支炎、頭痛、めまい、吐き気などの健康被害を引き起こすことがあります。また、一部の製品には、がんを引き起こす可能性のある化学物質が含まれていることが報告されています。

以上のことから、芳香剤や消臭剤には、使用によってアレルギーや喘息発作、環境汚染、健康被害のリスクがあることが分かります。消臭や香り付けをする場合は、適切な製品の選択や使用方法に留意しましょう。

無臭のメリットは4つある

無臭のメリットは「自然であること」と「誰にとっても不快でない」という点です。
無臭のメリットを具体的に4つ挙げます。

自然であること

ケミカルで人工的な香料成分を使用しない。それが「自然」であることです。
科学は世の中をとんでもなく便利にする一面もありますが、科学が発達すればするほど自然からは遠ざかっていきます。
私たちは常日頃から科学による恩恵を受け、便利な暮らしができているわけですが、「嫌なニオイをそれより強い人工的に作られた香料で一時的にごまかす」これって本当に必要なのでしょうか。自然でないものは、いつかどこかのタイミングで不安になることがありますが、それが自然であれば少なくても不安を抱えることはないでしょう。

誰にとっても不快ではない

たとえば芳香剤や消臭剤などによって発生したAという香りは田中さんは良い香りだと感じますが、山本さんにとっては不快なニオイである。そのようなケースは多々あります。あなたも思い当たるフシはあるかと思います。

味覚と嗅覚を正常に保てる

芳香剤や消臭剤の香りが強すぎると、食事やドリンクの味や匂いを正確に感じることができなくなることがあります。無香剤の空気であれば、食事やドリンクの味や匂いをしっかりと感じることができます。
たとえば、新型コロナウイルスの後遺症のひとつとして味覚異常や嗅覚異常があります。このとき、「新型コロナウイルスが原因かも」と思えるのは、そこに危機意識があるからです。危機意識がなければ、まさにゆでガエル理論であなたの味覚や嗅覚はどんどん正常から異常に進行していくでしょう。

ゆでガエル理論

生物学者のジョン・ヤングが提唱した理論。カエルは、いきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出すが、常温の水に入れて水温を上げていくと逃げ出すタイミングを失い最後には死んでしまうというもの。この理論は、人間も環境が徐々に悪化していく変化に対しても鈍感になり、危機感を感じなくなってしまうということを警告するために使用されることがある

環境にやさしい

自然であることは環境にやさしいということは多くの方がイメージできることだと思います。
芳香剤や消臭剤には、揮発性有機化合物(VOC)やフタル酸エステルといった有害な化学物質が含まれていることがあり、これらの物質は、健康面への悪影響だけではなく、環境汚染の原因にもなります。

無臭を求める人の強い味方がオゾン発生器

オゾン発生器とは、オゾン(O3)を発生する機器です。
オゾン発生器があれば簡単に対象空間を無臭にすることができます。
オゾンの代表的な効果として、除菌効果や脱臭効果があり、ホテルや旅館等の宿泊施設や飲食店などで多く導入されています。
オゾンは、芳香剤や消臭剤とは異なり、悪臭の原因菌(悪臭の原因は菌の増殖です)に直接アタックして除菌(分解作用)するため、マスキング手法などの一時的・その場しのぎの対策ではなく、根本的な解決策になります。

オゾン発生器は宿泊施設や医療施設、学校等の教育施設などに広く導入されており、オゾン発生量が少量の家庭用オゾン発生器であれば、人や動物がいる環境下で空気清浄機のような感覚で24時間365日常時稼働させて使用することができます。

根本解決にならない一見便利なものより、根本解決につながるオゾン発生器

今回の記事では、芳香剤や消臭剤の基礎知識、リスクや代償、そして無臭のメリット、オゾン発生器について解説しました。香りの強さが人によって異なることや、芳香剤や消臭剤に含まれる有害物質が健康や環境に悪影響を与える(可能性がある)こともお伝えしました。
根本解決には至らない一見便利なものより、根本解決につながるオゾン発生器で手軽・安全・快適にきれいな空気を手に入れてみませんか。
この記事を読んでいただき、あなたの暮らしが今より健康で快適なものになれば大変嬉しく思います。

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