まず、労働安全衛生規則の改正が適用開始される時期は来年(2025年)10月1日からとなります。
次に、労働安全衛生規則の改正が適用された場合、業務用オゾン発生器を取り扱う作業者は何か特別な資格などが必要になるのかという点ですが、資格は必要ありません。
今回(2024.5.8 厚生労働省が官報にて改正内容を公示)の労働安全衛生規則の改正では、労働環境の安全性を高めることが主な目的であり、化学物質管理に係る専門家検討会における濃度基準値の検討をした結果、従来の67物質以外に112の物質が追加されました(その中にオゾンが入っています)。
オゾンの場合「短時間濃度0.1ppm」という基準があります。
事業者は、オゾン濃度が0.1ppm以上の領域に作業者を短時間(15分間)であっても滞在させないように気をつけてください、という趣旨の取り決めです。
詳しくは、厚生労働省労働基準局安全衛生部 化学物質対策課に直接ヒアリングしてまとめられた↓こちらの記事をご参照いただければと思います。